今さら読書?
もう耳にタコができるくらい読書が良いと聞かされた!と思う方も多いかもしれません。
それでも、やはりあえて私も読者をおすすめします。
そこには、私たちが個人なら一生に経験できないであろう叡智が詰まっています。
何かに悩んだり、一歩ふみだす勇気がもてないとき、そっと背中を押してくれます。
私たちが悩んだり、迷ったりしていることのほとんどは、もう既に誰かが経験し本になっています。
あなたが求める答えやヒントがそこにはもう既に書かれているのですから・・・
読書を楽しむために
あなたは本を買うならネットショップでオンライン購入ですか?
電子書籍という方も多いのかもしれません。
もしそうなら、まずは書店に脚をはこぶことからお勧めします。
行ったからといって、なにもすぐに本を購入する必要もないのです。
書店の空気にふれてみてください。
たくさんの本にふれてみてください。
店頭にならぶ数々の本、そのタイトルや表紙を眺めるだけでもたくさんの発見があります。
人気や注目度の高いものは何か?
流行やトレンドは何か?
書店にいるだけでもそこは情報の宝庫です。
気になる表紙やタイトルの本を見つけたら、ぜひ手に取ってページをめくってみてください。
「人生観を変える鍵」読書がもたらす無限の可能性
著者の想いが「まえがき」や「あとがき」に記されています。
私たちが一生の中で、出会うことができないであろう人々の想いや考え、経験がそこにあります。
ここでひとつ、私の心を動かした「マザーテレサ」の名言をご紹介します。
・思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
・言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
・行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
・習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるか
・性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
有名な名言で、つきなみかもしれません。
しかし、私の心が突き動かされたのは事実です。
会ったこともない、会うことのできない彼女の言葉に心動かされたのです。
何気なく書店で手に取った一冊の本
タイトルは「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」です。
なんだか面倒で小難しい話をするのか?と思いましたね。
そんなつもりはありません。
私自身なにもマザーテレサのように清く生きようとか、宗教に救いを求めたわけではありません。
立ち寄った書店で何気なく手に取り、それは文庫本でワンコインで購入できるという気軽さからです。
それが、この名言との出会いにつながっただけのこと。
ちなみにですが、購入した文庫本にこの名言が書かれていたわけではありません。
その後、ほんの少しの興味からマザーテレサについて調べてみました。
購入した本は私にとって、行動するためのただのキッカケにすぎなかったのです。
シングルマザーとして子育てと仕事を両立する難しさ、人生について悩んでいたときでした。
一冊の本からなにを感じ、どう行動するか?
人生観を変えるための鍵はこれではないかと思っています。
同じ本を読んでも感想がみな同じではないように、十人十色いろんな感情が沸いてきます。
ひとそれぞれの捉え方で無限の可能性がそこには広がっていきます。
なにも分厚く難しい本を読むことだけが読書ではありません。
あなたの心と直感が導いて、偶然手にした本から読んでみてはいかがでしょうか。
そこには意外な発見や出会いが待っているかもしれません。
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読書がつなぐコミュニケーションの輪
「読書」と聞くと何だかハードルが高く難しく捉えていませんか?
先ほど、分厚く難しい本を読むことだけが読書ではないとお話しました。
大切なのは、本を読むことで疑似体験ができること。
どんな感情であれ心が動き感動体験ができることだと思っています。
よく、漫画・雑誌・新聞などは読書に含まれないと言われますが、本当にそうでしょうか?
私自身、漫画本も大好きです。
「スラムダンク」や「ハイキュー」に「弱虫ペダル」のようなスポ根ものが
大好きです。
読むと私も「明日からまた頑張るぞー!」というポジティブな気持ちになります。
かと思えば、「るろうに剣心」のような時代物も大好きです。
お気に入りは「四乃森蒼紫」と「比古清十郎」です。
明治維新のころ(特に新撰組)を描いた作品がとても好きなので映画やアニメもよく見ます。
「キングダム」最高!と続きが楽しみな漫画もあります。
時代に翻弄され、それぞれの置かれた立場や境遇に悩み立ち向かう姿は心が揺り動かされます。
なんだか少し話が反れてしまいました。
お伝えしたかったのは、本を通して感動体験が家に居ながら手軽にできること。
それが漫画や雑誌・新聞だって良いのです。
あなたの心に響くフレーズに出会えたら、そうれはもう感動体験のはじまりです。
そして、本はコミュニケーションツールとしてもひと役かってくれます。
特に家族とのコミュニケーションには最高だと思っています。
反抗期や思春期の子どもとの関わり方を難しいと感じたことはありませんか?
成長し大きくなった子どもと会話が減ったと感じたことはありませんか?
我が家ではこんなことがありました。
小学高学年になり反抗期の息子、学校で読書週間が始まったある日
「お母さん、学校で読む本なんかいい本ない?」
「どうしたの?どんな本が読みたいの?」
「えぇー読書週間」
「うぅーん、漫画本以外って先生に言われたぁー」
「じゃ、一緒に本屋さんに行って面白そうな本探してみようかぁ」
私が読書好きなこともあり、我が家にはたくさんの本があふれていたのですが、あえて息子を書店に
誘ってみました。
自宅にあった本から見つくろっても良かったのですが、楽しく読書するには自分で選ぶのが一番だと
思ったのです。
私自身、子どものころは読書が大嫌いでした。
それはなぜか?
強要されたからだと思っています。
あなたにも、読書は良いんだからと本を読むよう学校や親から言われた経験はありませんか?
書店で一緒に本を探す中で会話も広がりますし、子どもの興味があることもかいま見られます。
子どもが選んだ本を読んでみると、今度は感想をめぐってさらに会話が増えます。
成長し大人になった今では、自分で買った本を「これ、お母さんも好きそうだから読んでみれば?」と
シェアしてくれることもあります。
どんな本なのか質問してみたり、感想を聞いてみたり本をめぐって会話が弾みます。
こちらも「いま、こんな本読んでるよ。読み終わったらシェアするね!」という具合に、読書がつなぐ
良いコミュニケーションが楽しく現在も続いています。
そこに本がある暮らし
生活の中に自然と本がある暮らしを想像してみてください。
ふと、本のタイトルに目がいく瞬間があります。
手に取りページをペラペラとめくっていくうちに「あっ!」と思う瞬間が不思議とあります。
前回読んだ時とは別な感情が沸いてくることもあります。
読みたい箇所だけ読んだら、そっと本を閉じる。
それでよいのではないかと思います。
完読することが目的になり、読書が辛いと感じたことはありませんか?
読書がよいとすすめられ、はじめてみたものの長続きしない。
その原因の一つはこれではないかと思います。
あなたの読書、たくさん読むことや完読が目的になっていませんか?
読書の良いところは、気軽に疑似体験や感動体験ができること。
心が動き、思考し行動につながること。
まさしく、先にご紹介したマザーテレサの名言です。
ポイントは、生活の中に自然なかたちで本が身近にあることだと思っています。
いつでも必要な時に、好きな個所を気軽に何度でも読み返せること。
生活の中に自然と本がある暮らしは、例えば子どもに「読書しなさい!」なんて言う必要もありません。
だってそこに本があり、読書するのは我が家の自然な生活なのですから・・・
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まとめ
わたしたちの悩みや迷いのほとんどは、もう既に誰かが経験し本になっています。
たくさん読むことや完読することを目的とせず、心のおもむくままに好きな個所
好きなフレーズにふれてみてください。
きっとあなたの心に響く素敵な本と出会えると思います。
それでも何を読んだらよいか迷われている方へ、物語や小説も素敵ですが私のおすすめは
「実用書やビジネス本」です。
一見、難しく捉われがちですが、分かりやすく表現されている本も多く、先人たちの叡智が
詰まっています。
仕事やビジネスはもちろんですが、子育てや育児・人間関係などに役立つヒントもたくさん
書かれています。
あなたの人生を一変させる本との出会いがあるかもしれません。
そして、完読せずとも必要なとき・必要な個所を読んだら、そっと本を閉じてもよいのです。
大切なのは、本を通して疑似体験し、感動し行動することだと思っています。
これこそが「人生を変える鍵」になります。
おとなになってからの読書のほうが数倍楽しく感じられます。
あなたも書店に脚をはこんでみませんか?
「読書」について少しでも興味をもっていただけたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。