おすすめ!派遣のお仕事「医療事務」
前回、【シングルマザー】母子家庭、仕事と育児を両立しやすいお仕事選びのポイント5つ!の中で、おすすめのお仕事を3つ、ご紹介してきました。
その中でも今回は、「医療事務」とは?具体的にどんな仕事内容なのかにつて、お話していきたいと思います。
未経験からでも始められて、働きながら専門知識や資格を身につければ正社員も目指しやすく、長く働くことが可能です。
では、さっそく見ていきましょう。
医療事務とは?
医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で働く事務員です。一般的な事務員とは少し違います。
医療事務のお仕事は、「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」と大きく分けると、この3つの業務を担っています。
不況に左右されることもなく、安定したニーズがあり、正社員や派遣・パートやアルバイトなど勤務形態もさまざまです。
自分のライフスタイルに合った働き方を選びやすく、医療機関は全国どこにでもあるので、引っ越しなどで環境が変わってもどこにいても仕事を続けることできるのも魅力です。
では、医療事務の代表的な3つの業務「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」がどんなお仕事なのか見ていきましょう。
医療事務のお仕事大きく分けるとこの3つ
受付・会計業務
みなさんが医療機関へ行った際に、まず最初に会うのがこの受付の方ではないでしょうか。
医療機関に訪れた方の保険証を預かったり、診療申込書を書いてもらったり、患者さんを受診科へ案内をしたりする仕事です。
初めて来院した方へのカルテの作成や診察券の発行もします。
会計業務は、診療が終了した患者さんから診療費用を受け取る仕事です。
カルテと診療報酬点数表、患者さんが加入している医療保険をもとに診療費を計算し、お金を支払ってもらうお仕事です。
その際、領収書や費用の明細書と一緒に処方せんなども手渡したりします。
レセプト業務
医療機関を受診知る際、通常は保険証を提出して診療を受けます。
これを保険診療と呼び、このとき患者さんは診療費用の全額を負担するわけではありません。
一部を患者さん本人が支払い、残りを保険証を交付している健康保険組合、国民健康保険組合などが支払う仕組みになっています。
そのため、病院やクリニックなどの医療機関は、健康保険組合、国民健康保険組合などに対して診療費用を請求しなければなりません。
この診療費用の請求をする際に提出を求められるのが「レセプト」と言われる診療報酬明細書です。
診療報酬点数を算出してレセプトを作成します。
医療機関を経営するための費用を確保するために、もっとも重要な業務のひとつなのです。
レセプトを正確に作成するには、カルテを正しく読み取る知識が必要となります。
これは医療事務にとって欠かせない重要なスキルのひとつといえます。
月末から月初にかけて、お仕事のボリュームが上がるため、残業が発生する可能性があります。
クラーク業務
患者さんと医療スタッフを繋ぐクラーク業務は、大きく2つに分けられ「外来クラーク」と「病棟クラーク」になります。
- 外来クラーク
受付業務、電話応対、患者さんの呼び出しに、カルテやレントゲンの準備、検査データの準備といったものが挙げられ、一般的な事務作業がメインとなります。 - 病棟クラーク
一方、病棟クラークは大きな病院に多く、入院病棟で発生する事務作業全般がメインのお仕事となるため、ナースステーションや病棟内の事務室に常駐することが多いようです。
医師や看護師が医療行為をスムーズに行えるようサポートするのがお仕事で、入退院手続きや食事伝票の管理、手術や検査スケジュールの管理などが代表的なお仕事例になります。
患者さんやそのご家族から治療内容などについての質問を受けることもあり、医師や看護師と患者さんをつなぐ役割も担っています。
医療事務、資格が必要?
医療事務として働くためには、資格は必要ありませんが持っていると待遇が有利になります。
無資格・未経験でも始められるお仕事です。
スキルアップやお給料アップに繋げるためや、安心してお仕事スタートするためにスクールに通ったり通信講座を受講する場合があります。
まとめ
無資格・未経験からでも始められるため、シングルマザーからも非常に人気のお仕事になっています。
医療機関によっては時間も調整しやすく、高時給なのも人気の秘訣と言えます。
また、不況に左右されることなくが無いのも強みと言えます。
シングルマザーの多くが引っ越しを余儀なくされるケースが多いと思いますが、引っ越しなど環境が変化しても医療機関はどこにでもあるので、全国どこに行っても働ける医療事務は魅力です。
派遣社員やパートなどから働いて、働きながら知識や経験・資格を身に着け、直接雇用がめざせるのも魅力のひとつと言えるでしょう。
なお、中には即戦力を募集しているため、医療事務経験者を求める求人になっていることも多いので、お仕事に応募する際は、募集要項をしっかり確認することも必要です。
シングルマザーでも、安心して子どもと生活できる収入をしっかりGet’sしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。