シングルマザーにとって、仕事と育児を両立していくのって本当に大変ですよね。
私も、特に子どもが小さいときのお仕事探しに苦労しました。
面接で小さな子どもがいるからと断られたことや、電話で問合せた段階で断られたことが何度もあります。
昔に比べれば、だいぶシングルマザーの育児に理解を示す企業も増え、以前より少しずつ環境が整いつつあるように思います。
しかし今現在、リアルに小さな子どもを抱え働くシングルマザーにとってはどうでしょう？
まだまだ安心して働ける環境が整った、とはいいにくいと感じている方が多いのではないでしょうか？
今回は、これからお仕事探しをされるシングルマザーに、育児と両立しやすいお仕事選びのポイントをご紹介していきたいと思います。
「仕事と育児を両立」しやすいお仕事選びのポイント5つ！
ポイントその1 デスクワークがメインの「事務系」お仕事を探す！
デスクワークが主な事務系お仕事は、体力的にも無理なく働けて、残業が少な目なのがおすすめポイントです。
また、正社員以外に派遣やパートの求人募集も多く多様な働き方ができる傾向にあります。
子育ては体力勝負！
育児に使う体力が温存できるのも嬉しいポイントです。
ポイントその2「女性割合が多め」のお仕事を探す
女性の割合が多めの職場は、比較的シングルマザーにも理解を示しているところが多い傾向です。
ワーキングママが多い職場だと、より理解を得やすく安心して働ける環境に感じます。
しかし、女性が多い職場特有の雰囲気が苦手な方は注意が必要です。
よく考えて検討する必要があるかもしれません。
ポイントその3「勤務時間など調整しやすい」仕事を探す
小さな子どもがいるシングルマザーは、保育園の送迎や、急な病気の看病など、基本的にひとりで頑張らなくてはいけません。
時短勤務や在宅ワークなどが可能な職場かどうかも確認しましょう。
また、残業についてもどれぐらいなのか事前に確認しておく必要があることもお忘れなく。
比較的ポイントその1でご紹介した「事務系」の職種は時間が調整しやすい傾向です。
ポイントその4「生活に十分な収入」が得られる仕事を探す
自分と子どもが生活するのにいくら必要か、しっかり把握したうえで、あたりまえですが必要な収入が得られるお仕事を探しましょう。
一生懸命に働いても十分な収入が得られないのでは本末転倒です。
少し時間が掛かっても、妥協せずしっかり収入が得られる仕事を探しましょう。
扶養手当や育児手当などお給料以外の収入も考えながら、自分がどのくらい収入がないといけないのか、安心して生活するためにきちんと確認しておきましょう。
ポイントその5「通勤時間に無理のない」お仕事を探す
通勤に時間がかかるので仕事を辞めたくなった。なんて退職理由をよく聞きます。
シングルマザーの通勤は、自宅から職場までだけでなく、小さい子どもがいれば保育園への送迎もあります。
天気のいい日ばかりではないので、しっかり通勤経路や通勤時間を把握して仕事を探しましょう。
通勤は基本毎日のことなので、収入面などだけ考えて職場を選ぶと後悔することがあります。
私も過去に通勤時間で失敗し後悔しました。
その他に、おさえておきたいポイント！
ここまでお仕事選びのポイント5つにつてお話してきましたが、他にもおさえておきたいポイントがいくつかありますのでご紹介しておきます。
臨時で子どもを預けられる先を確保しておく
お仕事をしていると、どうしても休めない、保育園から連絡があってもすぐにお迎えに行けない、なんてことがあります。
実家が近ければお願いすることもできるかもしれませんが、臨時に子どもを見てくれる先を探しておくと、安心してお仕事に集中できます。
いざという時に備えて、子どもの預け先を確保しておきましょう。
この臨時の預け先がなくて私は苦労しました。
実家も遠く、頼るところがないなんて方は私の他にもたくさんいらっしゃると思います。
ぜひ、事前に用意するよう心掛けてみてください。
今は、自治体で病児保育施設を紹介しているので、お住いの市町村窓口で相談してみましょう。
就職に有利なスキルなど、自分のアピールポイントを考えておく
資格や過去のお仕事で携わったことなど、得意なことがあればアピールポイントとして考えておきましょう。
突然質問されると思い浮かばないものです。
面接のときや派遣会社に登録するならその際に、緊張することなく自分をアピールできるようしっかり準備しておきましょう。
意外と、このアピールが苦手な方が日本人には多いように感じます。
仕事に役立つスキルや資格取得にチャレンジ
お仕事につくまでの間、PCスキルなど役立つスキルや資格を取得しておくと、お仕事探しがスムーズになります。
資格があると安定したお仕事につける可能性が広がります。
国の支援制度を利用し職業訓練を受講したり、自宅に居ながら学べるオンラインスクールや通信講座を利用してみるのもおすすめです。
家事や育児をしながら学ぶのは大変ですが、チャレンジの価値ありだと私は思っています。
私自身、子どもが少し大きくなってからですが、実際にカラーコーディネーターの資格を通信講座で学び資格取得できましたし、その後カラーセラピーのスクールに通い開業認定資格も取れました。
シングルマザーにおすすめ人気のお仕事！
コールセンター
女性割合が多いので、ワーキングママも多く、シングルマザーに理解が得やすい職業です。
募集件数も多く、比較的お仕事が始めやすく、時短など勤務時間が調整し易いうえに、勤務場所も豊富です。さらに、高時給な案件も多いのが魅力です。
ただ、クレーム対応など精神的負担がかかる場合があるので、お仕事内容をよく確認しましょう。
一般事務
デスクワークがほとんどで、残業も少な目、未経験OKのお仕事も多い傾向です。
コロナウィルス蔓延以降テレワークや在宅勤務を実施している企業も少なくありません。
PCスキルが必要な場合や、フルタイム勤務が多いので、しっかり勤務時間も確認していきましょう。
医療事務
資格がなく未経験からでも始められ、スキルや資格は働きながら取得を目指すことが可能です。
パートや派遣から始めて無理なく正社員を目指すことが可能です。人気もあり競争率が激しいので、資格があれば有利にアピールすることができます。
【まとめ】
シングルマザーを取り巻く環境はさまざまです。
いかに自分の環境にあったお仕事を探せるかがポイントになってくると思います。
自分のことだけでなく、子どもが小さいのかどうか、などによっても違ってくるでしょう。
今回ご紹介した「お仕事選びのポイント」を参考に、自分に合ったお仕事探しにチャレンジしてみてください。
また、事前にスキルアップや資格取得をしておくことも、有利にお仕事選びができるポイントです。
国の支援制度を利用し給付金で費用面の負担が軽減できる資格もありますし、オンラインスクールなどを使うことも検討してみても良いかと思います。
みなさんのお仕事選びのお役に立てたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
